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作業車のエネルギー

クルマあれこれ  |

装置や機械、使用環境には様々なものがあるため、どのような油圧源を使用するかを考えなければなりません。適切なものを使用するようにしないと、非常に効率が悪くなってしまいます。環境問題を考えた場合、できるだけ省エネを目指す方が望ましいわけです。

油圧源として用いられるのは油圧ユニットです。もちろん、油圧ユニットと一口に言っても、その種類には多様なものがあります。用途に合わせて、適切な油圧ユニットを見つける工夫が必要です。そのためには、油圧ユニットについての正確な知識を持っていなければなりません。メーカーのインターネットサイトなどにも、油圧ユニットに関する情報が掲載されています。使用を始める前に、情報を徹底的に集めて、複数の商品を比較することが大切なのです。油圧ユニット中に油圧計(こういう圧力計)を設ける場合は、脈動による油圧計破損を防止するため、ダンパーを設けるか、油入り(グリセリン)の圧力計を使用しましょう。

基本的には、最新式のものを用いることが重要です。ものづくりの技術は年々進化していて、新しいものであればあるほど省エネにも配慮されているのです。価格に目を奪われて、旧式の商品を購入するというのは避けなければなりません。価格が高かったとしても、長く使用することを考えれば、結果的に省エネ・節約へとつながっていくのです。油圧ユニットは、購入時こそ真剣に考えるべきなのです。

エコロジーというと、原子炉の廃止だなんだと施設面ばかりが議論されますが、エネルギーの節約の面から考えてみてはといつも思います。一般人であれば日常生活の中で、あまり気にすることがないのが動力。これが技術者になると気になります。電気やガスとは違います。それはエネルギーです。エネルギーを使用して、それを動力変換しているわけですが、では電気やガソリンを燃やしてどうやってエレベーターが上がったり、車が動いたりすると思いますか?それをやっているのが動力装置なのです。

では、もっとも効率の良い動力装置とは何か?それは油圧だと思います。油圧の特徴は小さな装置で大きな動力を生み出せるところ。日常に目を向けるなら。一部自動車のパワーステアリングに使われている場合もありますね。ブレーキに使われていることもあります。これらは、油圧シリンダーという装置の膨張・収縮でものを動かしたりするのです。まるでそれは筋肉が伸びたり縮んだりするのと同じことです。もっと多くの場所で使われるようになれば、少ないエネルギーで大きな力を生み出せるわけですからエコロジーにも繋がりますよね。そういう観点からエコを考えてみると違った解決方法が見つかるかもしれませんよ。

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