教習所に通うよりも安く免許がとれるといわれる合宿免許ですが、実際のところオンシーズン(繁忙期)とオフシーズン(閑散期)で大幅に料金が違ってきます。合宿免許にかかる費用の中でも、特に大きな差が出るのが合宿費、交通費、教習料金の3つ。これらを出来るだけ抑えるのが大切になってきます。
費用を安くするために大事なのは、オフシーズンを知ること。合宿免許の利用者層のメインとなるのは、まとまった時間はとれる、でも免許取得にあまりお金はかけられないという学生さんです。そのため、大学生の春休み期間や新生活前の準備期間になる2~3月、ほとんどの学生が夏休み期間に入る7~9月などはおのずと合宿免許の需要が高まり、費用も跳ね上がります。出来ればこれらの時期は避けるようにしましょう。
反対におすすめなのは4~6月。この時期は新入生だと新しい環境に慣れるだけで精いっぱいになりますし、在学生も履修の組み直しやサークルの新歓活動などで何かとバタバタするからです。そして夏休みが終わった直後の10月も学生さんが一気に減ります。この時期は繁忙期直後のため、教習所も費用を安くする傾向にあるようです。
そして、ここからもっと安くしたいのであれば、宿泊プランを調整してみましょう。一般的にホテルやコテージがもっとも高額で、合宿所での個室、合宿所での相部屋とどんどん価格が下がっていきます。相部屋だと他の受講者と一緒の部屋に宿泊することになりますが、免許取得という同じ目的を持っているため、一緒に生活をしていくうちにいつの間にか仲良くなった、なんていうのもよくある話です。また、朝晩食事なしのプランや自炊プランは通常のプランよりも価格が安めです。そこまで食事にこだわりがないのであれば、こういったプランを選ぶといいでしょう。
とにかく格安で合宿免許を使いたいのであれば、教習所選びも肝心です。選ぶ際には合宿免許の検索サイトをチェックしてみてください。日本全国にある指定教習所を目的別にみられるので、希望の教習所が探しやすくなっています。もちろん格安で利用できる教習所もたくさんあります。期間限定の割引キャンペーンなどもあるので、いろいろ見てかしこく予約することをおすすめします。
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