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車のパフォーマンスを維するメンテナンス法

クルマあれこれ  |

車はメンテナンス次第で車検だけではなく、日々のメンテナンスやお手入れをすることで、より長く乗ることができます。そんな車には、数多くのパーツが使われています。

車のパーツとして真っ先に思い浮かぶのは、タイヤだと思います。タイヤは走るだけで摩耗して、どんどん性能が悪くなっていきます。一般的に3万~4万キロを目安に交換します。他にも溝のすり減り具合で交換するか否かを判断しても良いです。スリップサインが出ている場合や、タイヤのひび割れなどが確認できた場合はすぐに交換しましょう。また、あまり走らせていなくともタイヤはゴムですので劣化します。その場合は購入から4年から5年を目安に交換するようにしましょう。

自動車の部品の中で最重要のパーツはブレーキパッドと言われています。ブレーキパッドが薄くなると、ブレーキの効きが悪くなるため非常に危険です。そんな大切なブレーキパッドは、目視での確認がしづらい場所にあります。ブレーキを踏んだ際に甲高い「キーッ」という異音が聞こえた場合は、ブレーキパッドを交換するようにしましょう。時折、ブレーキパッドが原因ではない異音の場合がありますが、いずれにせよブレーキ周りの異音は危険度が高い為、異音がしたらすぐに点検などをするようにしましょう。

足回りだけではなく、クリアな視界を保てないと運転はできませんよね。もし、車の窓を綺麗に保つワイパーのゴムが劣化していたら、窓は綺麗になりません。ワイパーブレードのゴムは、夏は炎天下の中、非常に高温な場所にさらされ、冬は雪の重みや氷が張るような極寒の環境に耐えなくてはなりません。過酷な環境に置かれているため、ゴムは劣化が早いです。大体1年に1回、長くとも2年に1回の頻度で交換しましょう。普通はゴムだけの交換ですが、ワイパーブレードに変形が確認できる場合は、ワイパー本体も交換になります。

忘れてはいけないのが、車の心臓部・エンジンです。エンジンには、燃料タンクに入れたガソリンなどの燃料を、エンジン内の空気量に合わせて燃料を調整して供給する部品であるインジェクター(燃料噴射装置)があります。インジェクターはコンピュータ制御で、いかなる気温、気圧、湿度であっても確実に始動し、安定したパフォーマンスをもたらしています。また、燃焼効率を改善し、燃費と環境性能の向上に大きく貢献した部品です。

そんなインジェクターも消耗品です。長距離を走れば走るほど性能が落ちるため、洗浄や交換を必要とします。基本的には走行距離10万キロ、または購入後10年が交換の目安と言われています。インジェクターの洗浄には、ガソリンタンクから洗浄剤を入れる燃料添加型洗浄剤を使う方法と、自分でインジェクターを外し洗浄する方法、そして、専門業者に依頼する方法があります。洗浄剤では落としきれない汚れなどもあるので、可能であれば自分でインジェクターを取り外し洗浄するか、業者に頼んで洗浄してもらいましょう。車検や点検の際に使われるインジェクター洗浄装置には、サンオータスのディーゼルプロのような製品があります。こちらはディーゼル車用の製品で、主に運送業のトラックなどの洗浄に使われています。エンジン整備機器ディーゼルプロの紹介サイトはこちらです http://advantage-e.jp/dieselpro/dieselpro.html

車に長く乗るためにも、メンテナンスはしっかりと行いましょう。知識と技術がある場合は自分で整備等をしても良いですが、不安がある場合は整備業者に任せて、急な事故や故障が起こらないようにしましょう。

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